列車は関門トンネルを潜って下関駅へ到着しました。本州・山口県下関市です。すでに午後2時を回っていました。わたしにとっては数年振りの「本州」です。
関門とは、現在の下関市を指す「馬関(ばかん)」または「赤間関(あかまがせき)」の関と北九州市門司区の「門司」(旧門司村・旧門司市)の門を取って名付けられたものです。
当日は天気がよくて散歩日和でした。駅を出たら早速、サンデン交通の路線バスに乗って唐戸市場へ向かいます。唐戸市場まではほとんどのバスが停車するため便利です。ただ、手持ちの交通系ICカード(ニモカ)が使えなかったので、小銭を用意しました。
下関駅
「平家踊りの群像」像 ペデストリアンデッキ上にある
ショッピングセンター シーモール下関
下関駅そば サンデン交通 バス乗り場
中型バス(路線バス)に乗って唐戸市場方面へゆきました。「唐戸」で下車します。すぐそばに歩道橋がありますので早速、上がってみました。高いところから見る景色もいいですね。横断歩道のそばに、茶色い洋館の「旧下関英国領事館」が建っています。
歩道橋からの眺め 左は下関グランドホテル
旧下関英国領事館 平成11年5月 国の重要文化財に指定
少し歩いたところに「カモンワーフ」という海沿いのショッピングモールがあります。わたしは奥のデッキへ向かいました。デッキの向こうは瀬戸内海(関門海峡)を挟んで北九州市門司区です。
デッキ ふく(フグ🐡)のオブジェ 3基あるうちの2基を撮影
デッキから望む 防波堤の向こうは門司区
時刻は午後3時半を回っていました。唐戸市場の営業時間は午後3時までなので、わたしが行ったころはすでに営業を終了していました。犬を連れた人や親子連れなど、人通りはちらほらありました。
唐戸市場
唐戸市場をバックに 正面は「海響館」
海風に当たりながら来た道を戻ります。さきほどのカモンワーフのデッキを通ります。下関グランドホテルそばの桟橋には門司港行きのフェリーが泊まっていました。
関門汽船 画像右は門司港行きの「ふくまる」
亀山八幡宮の大鳥居
あまりだらだらと過ごしては帰りが遅くなってしまいます。そろそろバス停に向かわねば。前回は、鉄道と徒歩とで2回も本州に上陸しましたが、今回は1回のみ。かつ、本州に上陸してわずか2時間の滞在でした。
ホームでは岩国行きの黄色い列車が停車していました。岩国市は山口県最東部に位置し、お隣は島根県および広島県です。わたしは博多へ戻らねばなりません。帰り道とは逆方向ですね。一度乗ってみたいです。
岩国行きの黄色い列車