福岡市交通局の新型車両4000系をやっと見ることができました。
新型列車の4000系は2024年(令和6年)11月29日より運用が開始されています。地下鉄空港線・箱崎線およびJR筑肥線(姪浜駅~筑前前原駅間)で運行されています。このところ、所用のため地下鉄に乗って出かけることが多かったのですが、なかなか新型車両には巡り合いませんでした。
姪浜駅2番ホーム 6号車
車内
車内
先頭車両 1号車
2番ホーム 1号車 食パン🍞顔
2番ホーム 1号車 しょくぱんまん様♡
4000系の車両は、前面がまっすぐ切り落とされたデザインのため、ネット上では「青い食パン」とも呼ばれています。見た目は確かに食パンですね。鉄道愛好家(鉄ヲタさん)の間では、列車の印象が首都圏の鉄道っぽいだの、車内のモニターが、モーター音が、さらには案内放送がどうのこうのといわれていますが、この辺りはわたしは鉄オタではないので珍紛漢紛です。
他都市の地下鉄車両にはない点として、6号車の海側に展望席が設けられていることです。従来の車両以上に海側の景色が楽しめそうです。しかし、海が見えるのは(地下に潜っている)福岡市交通局の空港線ではなく、相互乗り入れをしている(地上を走る)JR九州の筑肥線です。西区のJR下山門駅~今宿駅間の短い区間です。下山門駅→生の松原→長垂トンネル→長垂海浜公園→今宿駅、と風景が変わります。ちなみに、長垂トンネルはくだりのほうが全長が長いため、海側の眺望においては、のぼり列車のほうが優れるでしょう。
大都市の象徴ともいえる地下鉄の車両が、玄界灘かつ玄海国定公園(普通地域/生の松原、長垂海浜公園)のすぐそばを走っています。日本海沿岸(玄界灘)を走行する地下鉄車両は他にはないと思われます。
撮影:2025年1月1日