2001年11月23日
動物園へは、過去には小学校の遠足などで出かけたものですが、近年はご無沙汰していました。そこで三連休の初日、2001年11月23日に親族らと一緒に動植物園に出かけました。11月にしては暖かい小春日和でした。正門から入場すると、昔とほとんど変わらぬ懐かしい光景が広がりました。ただ一つ違っていたのは、正門から入って正面に位置する案内図の左隣に、ホモサピエンス用の檻が設置されていたこと。大勢のヒト科ホモサピエンスたちが檻に入っては写真撮影をしていました。
動物園といえば、ゴリラやオランウータンなどの大型霊長類やライオン・トラ・クマなどの肉食獣ですが、この福岡市動物園は、草食獣や小型の生物、鳥類も充実しています。さらに「爬虫館」の中で展示されていた爬虫類の多さは特筆すべきです。 園の中心部には「こども動物園」があり、乳幼児でも楽しめます。こども動物園の付近には「動物科学館」があり、動物園の歴史や飼育動物に関しての資料が展示されていました。展示品の中で一番の見ものといえば、キリン、カバ、トラなど動物の骨格標本でしょう。その中にはなんと人間の骨格も(レプリカです)。賑やかな「こども動物園」「動物科学館」がある場所を抜けると、ラクダやカバがいますが、ここは正門から最も遠い場所で、西門(裏門)の近くになります。
忘れてならないのはニホンザルです。サル山には老若雌雄のニホンザルが団子になっています。日本人によく似たニホンザルです。
蛇足ですが、私にとってこの動物園で最も忘れられない動物といえば「キリン」です。1986年ごろ、学生だった私は友人らと動物園に遊びに出かけ、そこで美しいメスのキリンに見とれていました。しかし、それから間もなくこのキリンが急死したニュースを聞きました。解剖の結果、胃の中からポリ袋が検出され、さらにキリンは妊娠中で胎児も一緒に死んでしまったとのこと。切ない思い出です。
動物を一通り見て回ったあとは植物園へ。季節は晩秋、植栽されている花々は印象が薄かったのですが、温室でのハスの葉は見事でした。植物、特に花は春から夏が一番美しい季節です。次回、植物園に出かける機会があれば、花々が咲き乱れる季節にしたいです。晩秋の一日を動植物とふれ合えたことは、私にとっては有意義なものでした。

