前回の記事 史跡・福岡城跡3
「史跡・福岡城跡シリーズ」その4です。今回は「多聞櫓」について記します。
多聞櫓の内部は非公開です。多聞櫓は南北の隅櫓および全長が三十間(54メートル)におよぶ平櫓にて構成されています。平櫓の内部は全16の部屋に仕切られています。
枝の隙間より多聞櫓の南隅櫓が見える
南隅櫓
井戸 画像右手奥は冠木門
冠木門 中へ入ります
井戸
南隅櫓(二の丸南隅櫓)
南隅櫓
南隅櫓 平櫓
平櫓 中ほど部分
スイセンの花
平櫓
平櫓 北隅櫓
平櫓 北隅櫓(二の丸北隅櫓)
冠木門を出る
冠木門を出た右側 北隅櫓
多聞櫓は、福岡城において現存する唯一の遺構です。1971年(昭和46年)、国の重要文化財に指定されています。天守閣がない(取り壊された?、または、元々から無かった?)福岡城において現存する多聞櫓は、黒田の殿様や家臣・家来たちがさまざまな活動を行った様子が、現代のわたしたちでもいろいろと想像することができます。