日別アーカイブ: 2020年1月8日

大嶽神社

前回の記事 志賀海神社2

志賀島神社に別れを告げて、海の中道へ向かいます。お次は大嶽(おおたけ)神社です。大岳(町丁名)の大岳(山)の大嶽神社です。

大嶽神社:福岡市東区大岳3丁目(糟屋郡志賀島村大字志賀字大岳)

海の中道の最西部・大岳にある大嶽神社は、志賀海神社の「摂社」の一つです。標高41メートルで九州で9番目に低い山・大岳の中腹に位置します。ご祭神は志那都比古神(しなつひこのかみ)、志奈都比売神(しなつひめのかみ)、保食神(うけもちのかみ)です。

志賀海神社より県道542号線・県道59号線を3キロメートル弱ほど和白方面に進みます。途中、「志賀中前」の信号機があるため、信号を過ぎて、ホームセンター(コメリ)の角より丁字路を左折してしばらく進むと、割烹旅館の大岳荘の左手に、朱色の「一の鳥居」が見えてきます。


一の鳥居

朱色の一の鳥居をくぐり、参道をまっすぐに進みます。少し歩くと山に入ります。標高41メートルの低い山ですが、階段が急なので足元に注意せねばなりません。


明るいうちに神社へ向かう


急な階段を上る


まだまだ続く

境内へ到着しました。神社にはだれもいないと思っていたのですが、参拝客が数名いました。さらに、本殿の裏側(山頂付近)から犬を連れた高齢のご夫婦と出会いました。新年のお参りに来られたようでした。拝殿には賽銭箱はありませんでしたが、鏡餅のそばにお賽銭を置いて参拝しました。


到着!はあはあ…息があがる…


だれもいないと思っていたが…


本殿 鏡餅が飾られている


扁額と本坪鈴(ほんつぼすず)

神社の裏側を回ります。本殿の裏には大きな岩があります。裏手をぐるりと一周して、再び境内に入りました。ちなみに、神社付近は大岳の山頂ではありません。山頂を目指すには、さらに奥(北方向)に進む必要があります。わたしたちは奥までは進みませんでした。

それにしてもこの大きな岩は、自然の岩でしょうか。それとも誰かがこの地まで運んできたものでしょうか。なにかを封じ込めているようにも見えます。岩が落ちてきませんように…。そ~っと岩のそばを通りました。


本殿の裏手 巨岩がせり出している

本殿の両側に、ユーモラスな表情のおきつねさまの石像が2基建立されています。向かって右は口を開けて(阿)、左は口を閉じて(吽)います。後方にはお稲荷さまを祭った大小の稲荷神社(祠?)がいくつもありました。参道の階段も境内もきれいに手入れがされています。


向かって右のお狐さま🦊


向かって左のお狐さま🦊


稲荷神社


稲荷神社


本殿の右手の広場 ベンチがある


標高41メートルの山 大岳を超えるとゴルフ場が広がる

大岳の大岳の北側は大字西戸崎です。大字大岳はありません。海の中道の西半分を占める広大な大字西戸崎の南側が、住宅街の大岳1~4丁目と西戸崎1~6丁目です。大岳を超えるとゴルフ場(西戸崎カントリークラブ)がありますが、ゴルフ場の東側が国営海の中道海浜公園です。

最後は「小嶽神社」です。次のページで紹介します。

次回に続く 小岳登山 小嶽神社