国史跡・野方遺跡まで出かけてきました。福岡市内の遺跡といえば、博多区板付3丁目の板付遺跡が有名ですが(ブログ記事「国史跡・板付遺跡」)、西区野方5丁目の野方遺跡は1973年(昭和48年)、住宅団地の造成中に発見され、のちに福岡市教育委員会によって発掘調査されました。
野方遺跡は環濠集落であり、早良平野の最西部に位置します。魏志倭人伝に記述がある「伊都国」(旧・怡土(いと)郡/現在の福岡市西区の一部~福岡県糸島市の一部)と「奴国」(現在の福岡県春日市~福岡市中央区・博多区あたり)の中間地点にあります。ムラ(野方)は、伊都国と奴国、それぞれのクニの入口に配置した集落とみられています。
ムラ(野方遺跡)の周辺は、昔は農村地帯でしたが現在では市街地が広がっています。遺跡より約2キロメートル東には福岡市地下鉄七隈線の橋本駅があります。福岡都市高速環状線・福重インターまで車でおよそ8分の距離です。
遺跡は近隣公園「野方中央公園」として整備され、市の災害時避難場所にも指定されています。遺跡の北側と西側には児童公園が2箇所あります。わたしが出かけた際には一人二人、飼い犬を散歩させている人がいました。
※野方中央公園(野方遺跡)入口
※銘板(左) 野方中央公園
※銘板(右) 史跡野方遺跡
※入口より進んだところ 解説広場へ続く
▢※解説広場 東を向く 画像左は北 右は南
※史跡広場 南から北方向をのぞむ 画像右奥は児童公園
【竪穴住居跡】
▢竪穴住居の解説 かつて「竪穴式住居」が建っていたが不審火により焼失
竪穴住居(跡) 上の解説板の奥 左は「野方遺跡住居跡展示館」
※環濠A 右は野方遺跡住居跡展示館
竪穴住居跡1
竪穴住居跡2
竪穴住居跡3
【高床倉庫跡】
高床倉庫(跡) 手前の溝は環濠B
環濠Bの端
高床倉庫(跡) 柱はコンクリート製
【遺跡付近のようす】
※アジサイ
※田植え直後の水田
撮影:2019年6月12日(※)、6月20日
