前回の記事 宇美八幡宮4
前回の記事からひと月以上も間隔が開いてしまいました。今回は宇美八幡宮の稲荷神社である「楠森社」と、宇美八幡宮の大鳥居の右側(南側)にある宇美町立歴史民俗資料館をアップします。季節は春、段々と暖かくなりました。また、当日は空がどことなく霞んでいました。
楠森社
楠森社(稲荷神社)の鳥居横に祭られているお狐さんは、警固神社本殿の南側に建立されている今益稲荷神社の参道のお狐さんに表情が似ています。また、この日はお参りをした際、油揚げとカップ酒が置かれていました。恐らくはわたしが参拝する前にどなたかが奉納したものでしょう。
楠森社(稲荷神社) 鳥居⛩の奥に拝殿が見える
右側のお狐さん🦊 画像には写っていないが台座に「奉納」と記されている
左側のお狐さん🦊 こちらの台座は右書きで「納奉」と記されている
誰かが奉納した油揚げとカップ酒
楠森社の左側 平成の鳥居 その奥は子安橋
宇美町立歴史民俗資料館
今回は数年振りに宇美八幡宮の境内に位置する「宇美町立歴史民俗資料館」に入館しました。資料館は宇美八幡宮の大鳥居のすぐ右隣にあります。フロアは3つに分かれた、小ぶりの資料館です。入口でごく簡単なアンケート(性別・年代・宇美町民かそれ以外か)に記入して入館します。久しぶりの展示物に「久しぶり~元気しとった?」と心の中で声を掛けたわたしでした。ふふ( ´艸`)
旧石器時代の石器から戦中戦後の家庭用品・家電品、もっとも新しい時代のものではファミコン・プレステといった家庭用テレビゲーム機まで収蔵された資料館です。近代まで使われていた農機具に、昔の生活の大変さ・困難さを想像しました。農業に機械化・IT化が導入される前の、いにしえの時代をこの目で見ることができます。
開館時間が割と早く午前8時30分です。国の特別史跡「大野城跡」についての解説もあるため、大野城跡へ向かう前に立ち寄ってもよさそうです。古代山城(朝鮮式山城)である大野城は現在の糟屋郡宇美町、太宰府市、大野城市にまたがっていますが、その大半が宇美町に所在しています。
宇美八幡宮の境内より撮影
利用案内
正面玄関 風に煽られた幟が正面を向いたところ
資料館に隣接する大鳥居から見た景色 かなり奥に頓宮(八幡産宮)が建立されている
平べったく見える井野山 別名ゴリラ山🦍🏔
撮影:2023年3月11日
公式サイト 宇美町立歴史民俗資料館