「かなたけの里公園」その2です。コロナ禍であっても、休日ともなると家族連れが多いようです。当日は暖かい小春日和でした。駐車場は無料かつかなりの台数が駐車できるので、午前中であってもかなりの来場者がありました。ベビーカーに小さい子供を乗せた姿も見られました。農業体験農園で作物を育てる人のみならず、飛び入りでイベントに参加したり、農作業目的ではないものの家族でピクニックを楽しむ人などでにぎわっていました。
ブログでアップする画像は、あまり人が写りこんでいないものを使用しています。
【農園倉庫付近】
カキの木
農園倉庫
農園倉庫 黄緑色の自販機 グリッピのイラストあり
▢農園倉庫 掲示板「かかしの大集合!!」 かかしの画像は下にまとめてアップ
【管理棟方面】
正面の建物は管理棟
木でつくった動物のオブジェ
管理棟
バーベキュースペース
屋外炊事棟
生き物のすみか
角材で作ったシカ 後方は竹林
【農業体験農園のようす】
農業体験農園 かかしが見える
農業体験農園
農業体験農園
農業体験農園
農業体験農園
【はらっぱ付近】
はらっぱ付近 「はなれてあそぼう2メートル」
はらっぱ
はらっぱ
せせらぎ
生きもの原っぱ
管理棟へ向かう小径で、かかしコンテストが開催されていました。どれも力作でユニークです。参加者のみなさんが作り上げたそうです。全部で17作品がエントリーされています。
カカシ人気投票実施中!
01
02
04(左) 03(右)
07(左) 05(右)
08(左) 07(右)
10(左) 09(右)
11
12
14
16(左) 17(右)
18
19(左) 21(右)
かなたけの里公園は、もとは福岡市動物園の移転候補地でした。今から約30年近く前の1991年(平成3年)、福岡市動植物園のリニューアル構想が持ち上がります(金武地区自然動物公園構想)。中央区の森の中にあり、手狭となり老朽化した動物園の一部(というか大半)を、市街地至近の農山村地区の金武に移転させる計画でした。一部の小動物などは中央区に残し、それら以外の猛獣および中・大型獣はすべて西区に移動させ、サファリパーク(自然動物園)として運営する話がありました。福岡市動物園は西区(サファリパーク)と中央区(ミニ動物園+何らかの施設?)の二箇所になる予定でした。
しかし、地元からは反対の声が上がり、またバブル崩壊後の財政難もあって、2002年(平成14年)に動物園移転計画は白紙撤回されました。その後、福岡市動物園は北海道旭川市の「旭山動物園」をモデルにした、リニューアル工事に取り掛かっています。2020年(令和2年)の現時点ではまだ工事は完了していません。サファリパークになるための用地は、その後、風致公園「かなたけの里公園」としてオープンしました。
このあたりにはキリンが、ここにはトラやライオンが、ゴリラやチンパンジーはこの付近、この水辺は絶対カバだな…と、脳内で想像しつつ、かなたけの里をのんびり歩いていたわたしでした。
・
※福岡市動物園の移転候補地について 金武地区自然動物公園構想
福岡市動物園 > 福岡市動物園について > 福岡市動物園の歴史 > 第4期 福岡市動物園の歩み 昭和59~平成5年(平成3年11月・12月、平成5年9月) / 第5期 福岡市動物園の歩み 平成6~15年(平成14年8月)