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筥崎宮

前回のブログの記事で、東公園の「亀山上皇像」について記載したので、今回は「亀山上皇」「敵国降伏」「元寇防塁」つながりで、筥崎さんまで出かけました。今回、筥崎さんへお参りしたのは4年ぶりです。ずいぶん間が開いてしまいました。

この暑い中、久しぶりに筥崎宮まで出かけたわたしです。本当に暑いです。この温暖化の中、真夏の外気温も35度近くになっています。それにしても、冷房が効いた部屋で涼んでいればいいものを。コロナ感染に加え熱中症の危険性もある中、このくそ暑いのにまた出かけるなんて。嗚呼、わたしはきっとまぞ(M)かもしれません。(*´Д`)💦


気温34度… うわーん(ノД`)・゜・。

どうにかこうにか、筥崎宮の境内に入りました。いえ、たどり着いた、といったほうがよさそうです。暑さでへろへろです。


福岡市が設置した解説板

筥崎宮の境内に入ってすぐ右手に、元寇防塁関連の石碑や碇石(いかりいし)などが設置されています。おそらくは、境内に建立されている亀山上皇の像と関連がありそうです。


元寇歌曲碑(奥)


さざれ石


蒙古軍船碇石


解説板 蒙古軍船碇石


元寇防塁

そして、筥崎さんといえば、楼門の勅額「敵国降伏」が有名ですね。亀山上皇の御宸筆(ごしんぴつ)を模写・拡大したものです。しかし、現在の勅額はレプリカで、実物は非公開の宝物殿に保存されています。


筥崎宮 楼門


勅額 敵国降伏(レプリカ)


敵国降伏のいわれ

お参りしたあと、いよいよ、亀山上皇尊像を見にゆきます。前回は見ることができなかったので、いよいよ4年越しの対面です。市内に住んでいても、理由がないとなかなか見に行くことがありません。全くもってわたしはけしからんやつです。


筆塚


案内板


木造亀山上皇御神像(銅像原型)

「亀山上皇尊像奉安殿参拝口」の案内板に沿って進みました。実物の亀山上皇御神像が鎮座まします。すごい迫力でした。御神像は口を開けています。多分に敵国の侵攻に「喝!」を唱えていそうです。

全面のガラス張りに光が反射して、景色の映り込みが激しいです。ま、仕方ありませんね。実物はしっかり見てまいりました。画像にわたしの姿が映り込んでいたため加工しています。すみません。


亀山上皇尊像奉安殿 木造亀山上皇御神像 全身(一部加工)


木造亀山上皇御神像 上半身


木造亀山上皇御神像 ドアップ

【おまけ その1】

本殿にお参りするため、手水舎に向かいましたが…コロナ禍の影響で水をすくうための柄杓がありません。手を清めるにも竹でカバーされているため、うまく手を清めるのが大変でした。それよりもなにも、ハトが水場を占拠して、まるでハト様のための水飲み場・水浴び場のようでした。


ハトに占領された手水舎


鳩スゲーの図


「俺が先!」感が半端ない


水が出るところに直にクチバシを付けて水を飲むハト

【おまけ その2】

2018年(平成30年)3月、国道3号線沿いの大鳥居が取り壊されました。大鳥居は高さ約16メートルの鉄筋コンクリート製、1930年(昭和5年)に建立されました。当時のブルジョア階級の御仁が大鳥居を建立したそうです。しかし、2016年(平成28年)4月の熊本地震で大鳥居は被災したため、その2年後に解体・撤去作業が行われました。


大鳥居がない!


大鳥居があった付近で撮影 空が高い

公式サイト 筥崎宮