日別アーカイブ: 2018年3月31日

桧原桜 1

その2は「桜並木」について記載します。

1984年(昭和59年)3月、南区の桧原地区は道路拡張工事のため、桜並木の9本のソメイヨシノはすべて伐採される予定でした。すでに1本の木が伐採され、伐採された木の枝には、たくさんの蕾がついており、それを見た地元の男性は心を痛めたそうです。翌日、男性は短歌をしたためた色紙を、サクラの幹にくくりつけました。

花守(はなも)り 新藤市長殿 「花あわれ せめては あと二旬(にじゅん) ついの開花を 許し給え

その短歌は、地元の電力会社の社長の目にとまりました。そこから地元新聞社の記者にも伝わり、新聞記事を見た(当時の)福岡市長が返歌を寄せました。

「桜花(はな)惜しむ 大和心の うるわしや とわに匂わん 花の心は」 香瑞麻(かずま)

道路工事の計画は一部が変更され、残った8本のサクラは伐採を免れ、桜並木は保存されることになりました。その後、2008年(平成20年)には、桜並木に隣接した土地に遊具を備えた「桧原桜公園」が完成しました。公園には新たにサクラの木が6本、植栽されています。翌年には公園と桜並木をつなぐ橋が完成しています。


桜並木の画像です。


歌碑


歌碑は桜並木の歩道に設置されている


35年前、短歌を詠んだ色紙がサクラの幹に括りつけられていた


「桧原桜物語」の看板 後ろは蓮根池


蓮根池 農業用水ため池


2009年完成した桧原桜公園とつながる橋


橋の中央から撮影


美しいソメイヨシノ


福岡都市高速環状線(福岡高速5号線)


ソメイヨシノの花


ソメイヨシノ


ソメイヨシノ


西鉄バス 「桧原桜前」バス停