昨日の続きです。メインの小倉城をアップします。最初に八坂神社で参拝をしてか小倉城へ行きました。
小倉城は「小倉城天守閣前広場」が工事中で、城ににつながるスロープが若干狭くなっていました。天候は一時的に晴れ間も見えましたが、おおむね曇天な一日でした。太平洋沿岸地域のように、冬場はからっ!と晴れて欲しいです。
小倉城 天守閣は1959年(昭和34年)に再建された
企画展の案内(左)
天守閣への入場口
スロープを上って、いよいよ天守閣に入ります。入場料を払い、お城の中へ。案内板の後ろ側に、小倉城の入場口があります。
1階 歴史ゾーン
一番に目に飛び込むのは、小倉城を中心とした城下町の大型のジオラマです。精巧にできています。丁寧につくられたものはよいですね。音声と背景の映像が流れるので、しばらくぼーと見ているのも楽しいものです。ジオラマの背面の壁には、当時の船をイメージした綱や桶などが配置されていました。
城内は撮影可能の場所と撮影禁止の場所があります。今回は企画展『武士の備え~刀剣と装飾・調度の品々~』が開催されていました。企画展は無料ですが撮影禁止でした。
企画展の展示物の武具を見て思ったのは、想像以上に小さいこと。当時は男性でも、現代人と比較してもかなり小柄だったのでしょう。その小さな体に、決して軽くはない武具を身にまとい、刀剣を腰に差して戦場に向かうのは、想像しただけでも大変なことでしょう。これら武士や足軽が国を守るのも、決して容易なことではなかったはずです。350年以上昔の時代に思いをはせていました。
企画展のブースを過ぎて、2階へ上がります。年末年始は1階の階段室前フロアの「迎え虎」の前に、大鏡餅が飾られます。
鏡餅 イセエビの触角は無事でした
オスの「迎え虎」
八方睨みの虎 鏡餅が置かれているため右寄りで撮影 それでも睨まれてしまった∑( ゜Д゜)
小倉祇園太鼓
2階 城内体験ゾーン
ここと3階の映像体験ゾーンが、子供たちが一番楽しめる場所のようです。家族連れもかなり来ていましたが、わたくしのように、おひとり様の姿もありました。「歴女」と呼ばれる女性の姿もちらほら見かけました。わたくしは歴女ではありませんが、歴史のあるものを見るのは楽しいです。
古船場町山車や大名かごなどが展示されていました。大名かごは時代劇で見るものより意外に小さく感じました。当時の日本人の体格は現代人と比較しても、かなり小さかったのかもしれません。
顔出しパネル 「とらっちゃ 小倉太郎と花子」
3階 映像体験ゾーン
2年前はアニメ「小倉城ものがたり」を見ましたが、今回は実写の「飛脚の源さん小倉城下町寄り道見聞」を見ました。源さんは「飛脚」、現代でいう郵便配達員や宅配ドライバーといった感じですね。頼まれた荷物を運ばねばならないのに、小倉の町をあちこち寄り道しています。映像体験シアターの裏に回れば、宮本武蔵と佐々木小次郎を紹介したコーナーがあります。
4階 企画展示ゾーン
2年前と同様、年末なので地元の小学生から高校生までの児童生徒による毛筆の展示がされていました。
5階 展望ゾーン
記念スタンプやメダル、自販機などがありました。ここから小倉のまちが360度見渡せます。ここで少し休憩をして、順路に沿って階下へ向かいます。下の画像では人の姿が写っていませんが、実際はかなりの人が5階まで登ってきては少し休憩していました。
展望所 ここまでくるのも一苦労?
(2階 階段室)
順路に沿って階段を降りると、「送り虎」が出迎えてくれます。
メスの「送り虎」
送り虎アップ
(1階)
1階まで降りると、売店へ向かいました。2年前は『迎え虎・送り虎』のフェイスタオルを雌雄1点ずつ購入しましたが、今回は『迎え虎・送り虎』のハンドタオルを各1点ずつ購入しました。ハンドタオルといっても、やや大きめで使い勝手がよさそうです。
本日のご来城 ありがとうございました。
小倉城を出てからは、前回で記した「小倉城庭園」「リバーウォーク北九州」へ足を延ばしました。のんびりとした時間を過ごして西小倉駅まで戻り、帰宅の途へとつきました。
購入したハンドタオル レシートには「トラグッズ」と記されている