先日は天神2丁目の警固神社へ、そして本日は天神1丁目の「水鏡天満宮」へお参りに行きました。「天神」の由来となった神社です。旧社格は村社です。
平安時代の901年(延喜元年)、日本の中枢・平安京(京都府京都市)より九州の僻地・大宰府(福岡県太宰府市)に左遷された菅原道真は途中、博多に到着しました。庄(しょう)村(福岡市中央区今泉)辺りを流れていた四十川(薬院新川)の水面に映った自身のやつれた姿に嘆き、庄村に社殿が建立されました。社殿は「水鏡(すいきょう)天神」「容見(すがたみ)天神」と呼ばれました。
その後、江戸時代の1612年(慶長17年)、黒田長政によって「水鏡天満宮」として現在地に移築されました。天神とは道真公を指し、現在の水鏡天満宮周辺の地名となっています。
境内には道真公にちなんで牛の像が各所に設置されています。
大鳥居
境内の池 コイが泳いでいる
楼門
楼門右隣の神牛A 奥に狛犬(阿形)
楼門左隣の神牛B 奥に狛犬(吽形)
拝殿
扁額
境内の神牛C
境内の神牛D
末社 大黒社 秋葉社 金毘羅社 宮地嶽社
荒木田稲荷神社
撮影:2017年1月4日