日別アーカイブ: 2020年1月5日

志賀海神社 1

地元では、初詣の際、3箇所の神社を詣でる「三社参り」という習慣があります。三社参りは、自分の住む地域の神社でもよいし、少し離れた場所の神社など、どこでも構いません。昨年で喪が明けたわたしは、早速、三社参りをしてきました(といっても、三が日を過ぎてはいますが)。いつもは一人で出かけるわたしですが、今回は親族も一緒です。ただし画像には登場しません。

志賀海神社:福岡市東区大字志賀島(しかしま)(糟屋郡志賀島村大字志賀島字勝山)

わたしが三社参りをしてきた神社は、いずれも福岡市東区の「志賀海神社」「大嶽神社」「小嶽神社」の三か所です。志賀海神社は志賀島(しかのしま)の志賀島(しかしま)に、大嶽神社と小嶽神社は海の中道の大岳に創建されています。今回と次回は志賀海神社についてアップします。大嶽神社と小嶽神社は3回目以降にアップします。

志賀海神社の創建時期は不明ながらも、概ね奈良時代後期~平安時代初頭に創建されたとみられています。全国の綿津見神社(わたつみじんじゃ)・海神社(わたつみじんじゃ)の総本山です。ご祭神は綿津見三神―表津綿津見神(うわつわたつみのかみ)、仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)、底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)です。

まずは志賀島へ上陸です。海の中道を走る県道59号(志賀島和白線=海の中道(線))と県道542号線(志賀島循環線=金印街道)が交わる三叉路より右折します。このまま直進すると、左手に志賀海神社の駐車場が見えてきます。ここから、神社方面へ向かいました。

駐車場側より神社へ向かうのには二通りあります。駐車場のすぐそばに小さい階段があるので、それを上がって境内へ入るルートもありますが、わたしたちは少し西へ進んでから、正面の境内へ向かう長い階段を上がるルートを選びました。

正月を祝うためでしょうか。竹でできたオブジェがたくさん設置されていました。自然のものを生かしたオブジェです。夜になるとライトアップされるようですね。しかし、自宅では猫を飼育しているため、夕方までには戻らねばなりません。ライトアップ、見たかったなあ。きれいだろうな~。

ちなみに階段を上がってすぐの鳥居は「二の鳥居」です。一の鳥居は、階段の対面側のずーと南側に設置されています。県道59号と県道542号線が交わる三叉路より少し西に進んだ右手に一の鳥居があります。一の鳥居がまたぐせまい道路(参道)を北に約800メートル直進すると、階段に突き当たります(道路は左右に分かれています・丁字路)。


参道 奥の鳥居は「二の鳥居」


竹灯篭 「謹賀新年 令和の初正月 新たな時代に龍が舞う」


正月限定のオブジェ


末社 印鑰社(いんやくしゃ)


龍のオブジェ 後方の石碑は万葉歌碑1号碑


石造宝篋印塔 1347年(貞和3年)建立


末社 山乃神社 山の神様を祭る


左は山乃神社 正面は志賀海神社楼門 階段の脇にはオブジェ

長い階段を上がると楼門が見えてきます。境内に入ります。決して広い神社ではありませんが、三が日は過ぎていても、かなりの参拝客の姿がありました。


太鼓橋 老朽化のため渡ることができない


楼門 階段を上がりきったところに太鼓橋がある


楼門

志賀海神社は摂社・末社が多い神社でもあります。これらは境内のほか、志賀島や海の中道にもあります。ちなみにこのあとで詣でた、海の中道の大嶽神社は摂社、小嶽神社は末社です。今回は、初詣客が多いため、拝殿・本殿は遠くから撮影した画像が1枚のみです。


扁額


拝殿・本殿 右は鹿角堂(ろっかくどう)

親族と一緒に、今年の幸せを祈り神様に手を合わせました。摂社・末社・施設などは次回でアップします。

次回に続く 志賀海神社2